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レイテンシについて考えてみる(2012/05/31 01:05)
オーディオデバイスを接続するにあたって、切っても切れない関係であるレイテンシ。この値が小さければ小さいほど遅延時間は短く、出来る限りゼロに近づけたいものなのですが…… 環境によって異なるオーディオインターフェイス、実際のところレイテンシはどれくらいの値が適切だと言えるのでしょうか?


レイテンシには、デバイスから音が入るまでの 入力レイテンシ と、実際に音が出るまでの 出力レイテンシ がありますが、それらは、どちらもオーディオインターフェイスの性能に依存しており、さらに具体的に言うと、ドライバの性能に大きく左右されると言っても過言ではありません。事実、ドライバの性能が悪いとレイテンシが大きい、つまり遅延時間が長くなり、リアルタイムに演奏を録音再生させるには随分と困難な状況を招きます。



そうした状況を避けるため、ASIO2.0 に対応したドライバでは、レイテンシゼロの状態でモニタリングを可能とした ASIOダイレクトモニタリング と呼ばれる機能が用意されています。これは、本来オーディオインターフェイスからPCを中継してスピーカーへと流れる信号を、PCを中継させずに直接スピーカーへと流すものであり、当然レイテンシが発生する事無く、文字通り ダイレクトにモニタリング する事が可能となります。



しかしながら、PCを中継しないと言う事は、当然ソフトウェアで施すはずであった効果が得られないわけで、はじめからオーディオインターフェースにエフェクトが内蔵されているものならいざ知らず、インサーションとして後掛けしたい場合や、ソフトシンセなどソフトウェア音源をモニタリングしたい場合には、あまり意味をなさない技術だとも言えます。

そもそも、レイテンシが発生するのは、CPUとオーディオインターフェイスとのデータ受け渡しを円滑に行うための仕組み バッファ が起因しており、単純にこのバッファサイズを小さくすればレイテンシも小さくなります。しかしながら、バッファサイズを小さくすると、その分だけCPUとのデータ受け渡しは困難となり、いわゆる処理落ちが発生してノイズの原因へと繋がってしまうのです。



結局の所、出来うる限り 性能の良いオーディオインターフェイス を用意して、処理落ちしない程度に ドライバのバッファを調整 するしか方法はありませんが、必ずしもレイテンシをゼロにする必要があるわけではありません。例えば、一般的に音速は 340m/s 、つまり音源から 340m 離れてしまうと 1 秒の遅延が発生するわけですが、それをもとに考えると、 34m 離れると 0.1s の遅延 が、 3.4m 離れると 0.01s の遅延0.34m でも 0.001s の遅延 が発生するわけですよね? 0.34m=34cm と言うとヘッドフォンを少し離した程度の距離ですが、その距離でさえ 0.001s つまり 1ms の遅延が発生している事実を踏まえると、少なくともレイテンシを 1ms 以下にしようとする行為はあまり意味が無いように感じます。調整はあくまで遅延を感じ無い程度にとどめておくのが一番かと……

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【2012/05/31 01:05】 | たわごと | TRACKBACK(1) | COMMENT(0)
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クロスフェードを調整してみる!(2012/05/30 00:02)
複数のオーディオデータを再生する場合や、それらをひとつに繋ぎ合わせたりする場合など、異なるイベントを跨ぐ際、どうしてもその繋ぎ目に違和感を感じてしまう事がありませんか?そんな時便利なのが クロスフェード と呼ばれる機能であり、隣り合った、または重なり合ったイベントに適用する事で、その繋ぎ目を出来る限り滑らかなものへと変化させてくれます。

クロスフェード は、文字通りフェード(フェードイン/フェードアウト)をクロス、つまり重ね合わせる事で成立している機能であり、この機能を利用するためには、2つの連続したオーディオイベントが必須となります。2つの隣り合った、または重なり合ったオーディオイベントを選択して、メニューにある オーディオ>クロスフェード を選択して下さい。表示されたダイアログには、、フェードカーブをはじめいくつかの設定項目があります。



一見複雑に見える設定画面ですが、実際に設定するべき項目は、フェードカーブを除くと 均等ゲイン均等パワー くらいのもので、その他は効果を聞き比べる視聴機能に過ぎません。まず、 均等ゲイン ですが、これはフェードの振幅値が等しくなるようフェードカーブを調整するものであり、短い区間のクロスフェードに適しています。対して 均等パワー は、パワーが一定になるようフェードカーブを調整するものですが、その特性上、編集カーブポイントを1つしか作成できず、カーブプリセットを利用する事もまた出来ません。



カーブを調整したら、それぞれ フェードアウト視聴 クロスフェード視聴 フェードイン視聴 を押して、その結果を確認してみて下さい。どうですか?重なり合った部分が上手くフェードしているでしょうか?ちなみに、設定したクロスフェードを解除するには、メニューにある オーディオ>フェード削除 を選択する事で簡単に元の状態へと戻す事が出来ます。

こうした、2つの連続したオーディオイベントに適用する クロスフェード の他にも、プロジェクト全体または個々のオーディオトラックに設定出来る オートフェード と呼ばれる機能もあり、短いフェードイン/フェードアウトを適用する事で、イベント間のサウンドの移行をより滑らかにする事が出来ます。

メニューから プロジェクト>オートフェード設定 を選択して下さい。右上にある長さを設定したうえ、 オートフェードイン オートフェードアウト オートクロスフェード を選択して実行する事で、プロジェクト全体で有効なオートフェード(グローバルオートフェード)を設定する事が可能です。



しかしながら、グローバルオートフェードは、個々のオーディオトラックすべてに適用されてしまうため、随分と演算処理に負荷を掛けてしまいます。なので、実際には、トラックのインスペクタにある オートフェード設定 を使用してオートフェードの設定を行い、個別に適用したいトラックにだけ行うのが良いでしょう。



【2012/05/30 00:02】 | Cubase Elements 6 | TRACKBACK(1) | COMMENT(0)
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MIDIモディファイアーを調整してみる!(2012/05/29 01:04)
MIDIトラック、またはインストゥルメントトラックで使用されるMIDIデータは、オーディオと異なり小さな数値データであるがため、 MIDIモディファイアー を利用する事により、簡単な操作で様々な効果を施す事が可能となります。リアルタイムにトラック全体を変化させるため、使いようによっては、派手なライブパフォーマンスなんかにも適しているかも……

MIDIモディファイアー には、半音単位で音色を変化させる 移調 、ベロシティの値を加算/乗算させる Velシフト/Vel圧縮 、ノート長を調整する 長さの圧縮 にくわえて、ポジション、ピッチ、ベロシティ、長さをランダム変化させる ランダム 、ピッチ、ベロシティに制限を加えて演奏させる 範囲 などなど、トラック全体に簡単な操作で大きな影響を与える機能が満載です。ただ、本来 インスペクタ に表示されるはずのこの機能、不思議な事に初期状態では非表示とされています。なので、何はともあれ インスペクタエリア を右クリックして、 MIDIモディファイアー を表示させておきましょう。



では、まずは 移調 です。移調(トランスポーズ)は、ノートを半音単位で移動させる機能であり、-127~127の範囲で設定が可能です。※ただし、音源によっては、その範囲に必ずしも音色がセットされているわけではないので、あまり極端な数値をセットするのは好ましくありません。



次に、 VelシフトVel圧縮 ですが、これらは似て非なるものながら、ベロシティを操作する機能に違いはありません。Vel圧縮 は乗算であり、 Velシフト は加算、つまりノートに設定されたベロシティを乗算するのか加算するのかだけの違いであり、順番としてはその性質上、 Vel圧縮 を設定したのち Velシフト を設定するのが好ましいと思われます。



長さの圧縮 は、ノート長を乗算により変化させる機能です。トラックにあるノートのベロシティに設定値が掛け合わされますので、 1/2 とすれば半分に、 2/1 とすれば倍の長さに変化します。



ランダム は、文字通りMIDIの様々な属性にランダムなバリエーションを加える機能です。設定出来る項目は ポジション ピッチ ベロシティ 長さ のうちいずれか2つであり、それぞれの最小値/最大値をセットする事で、その範囲において値がランダム変化します。



ポジション-500~+500(ティック)
ピッチ-120~+120(半音)
ベロシティ-120~+120
長さ-500~+500(ティック)

最後に 範囲 ですが、これはピッチまたはベロシティを、指定範囲内で演奏させるよう、調整したり除外させたりさせるものであり、設定出来る項目は Vel範囲 Velフィルター ノート範囲 ノートフィルターのうちいずれか2つ 、それぞれ範囲指定する事で作用します。



Vel 範囲指定範囲外のベロシティーが範囲内へと調整(最小/最大に統一)
Vel フィルター指定範囲外のベロシティーが再生から除外
ノート範囲指定範囲外のピッチが範囲内へと調整(移調)
ノートフィルター指定範囲外のピッチが再生から除外

【2012/05/29 01:04】 | Cubase Elements 6 | TRACKBACK(1) | COMMENT(0)
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ヒットポイントを検出してみる!(2012/05/28 00:49)
Cubase Elements 6 には、波形の変化を分析して ヒットポイント と呼ばれる音楽的に意味のある位置を検出する特殊な機能を持っています。この ヒットポイント検出 を利用すると、簡単な操作で オーディオスライスリージョン を作成する事が出来るため、それを利用した様々なオーディオ処理を施す事が随分と容易になります。

オーディオイベント をクリックして サンプルエディタ を起動すると、左に ヒットポイント と書かれたインスペクタが表示されていますので、まずはそこにある ヒットポイント編集 をクリックしてみて下さい。※表示されていない場合は Shift+F2 を押して インスペクタ にチェックをいれて下さい。



いくつかのポイントが作成され、そのポイントから垂直のラインが伸びているのがわかるでしょうか?このひとつひとつが 検出されたヒットポイント であり、この ヒットポイント に合わせて スライスリージョン イベント などを作成する事なります。しかしながら、検出しただけの状態では思った通りのスライスにならない場合も多いので、その場合は出来るだけ任意の位置にヒットポイントが来るよう スレッショルドレベル の調整をしてみて下さい。



ある程度の位置に ヒットポイント を寄せたら、それぞれのポイントをクリックして微調整する事も可能です。 ヒットポイント編集 をクリックしてアイコンを点灯させて下さい。その状態で編集したい ヒットポイント の垂直ラインにマウスオーバーさせると、 ヒットポイントを移動 と表示されるので、拡大縮小を駆使して任意の場所へと微調整してみましょう。ちなみに、 ヒットポイント となる にマウスオーバーさせると ヒットポイントを無効化 したり ヒットポイントをロック したりも出来ます。



それでは、その ヒットポイント から色々と作成してみましょう。まずはインスペクタにある スライスを作成 をクリックしてみて下さい。サンプルエディタが閉じ、プロジェクトウインドウの イベントレーン にある オーディオイベント に多くの垂直ラインが作成されているのがわかるでしょうか?ダブルクリックすると オーディオパートエディタ が開かれ、いくつもの オーディオスライス が作成されいいるのを確認する事が出来ます。



次に リージョン を作成してみましょう。 オーディオスライス を作成した時と同様に、インスペクタから リージョンを作成 をクリックして下さい。すると波形の右端にいくつもの リージョン が作成されますので、それらを イベントレーン にドラッグしたり、 プール から オーディオデータ に変換したりと、様々な場面で役立てる事が出来ます。



最後に イベント を作成してみましょう。インスペクタの イベントを作成 をクリックして、プロジェクトエディタに戻ってみて下さい。一見すると オーディオスライス の時のように多くの垂直ラインが作成されているだけに見えますが、拡大してみるとわかるとおり、イベントが ヒットポイント ごとに分割されています。 オーディオスライス のようにオーディオそのものを分割したのでは無く、 ヒットポイント ごとに イベントが分割 されているのがポイントです。



他にも、 グルーヴを作成 マーカーを作成 MIDIノートを作成 などありますが、おそらく上で紹介した スライス リージョン イベント が最も使用頻度の高いものとなるのではないかと思います。

【2012/05/28 00:49】 | Cubase Elements 6 | TRACKBACK(1) | COMMENT(0)
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便利なショートカットその2(2012/05/27 02:37)
Cubase Elements 6 に限らず、多くのソフトウェアにおいて用意されているショートカット。いかに大抵の作業がマウスひとつで出来てしまうと言えど、左手でショートカットキーを使うか使わないかで大きくその作業効率は異なります。ここでは Cubase Elements 6 における数あるショートカットの中から、キーエディタに関するものを紹介したいと思います。

まずはキーエディタに移る前に必ずと言っていいほど必要な作業、 鉛筆で録音領域を作成 しなければいけないのですが、その際、いちいち鉛筆ツールに切り替えるのは億劫じゃないですか?ツールボタンから鉛筆を選んだり、イベントレーンで右クリックして鉛筆を選んだり、 マーカーで作成したい領域を指定して、その区間のイベント領域をダブルクリック なんて方法でも録音領域を作成する事が出来ますが、最も簡単な方法は 選択ツール の状態で Altキー を押し、一時的に 鉛筆ツール へと切り替える方法です。



Alt押している間のみ鉛筆ツールに切り替え

では、作成された録音領域をダブルクリックして、キーエディターへと移りましょう。キーエディタで作業する場合もまた、選択ツール鉛筆ツール の切り替えが頻繁に発生するかと思いますが、ここでも Altキー による一時切り替え機能が有効です。 1:選択ツール 8:鉛筆ツール で完全にツールを切り替える事も可能ですが、操作ミスで余計なイベントを書いてしまわないためにも、やはり Altキー による一時切り替え機能を使うのがお勧めです。

矢印ツールに切り替え
範囲選択ツールに切り替え
はさみツールに切り替え
のりツールに切り替え
消しゴムツールに切り替え
ズームツールに切り替え
ミュートツールに切り替え
鉛筆ツールに切り替え
再生ツールに切り替え
ドラムスティックツールに切り替え

ノート(音階)を選択して ↑を押すと半音上がり ↓を押すと半音下がる のは、なんとなく直感で気づくかと思いますが、それに Shift キー を加えることで 1オクターブ上下 させる事も出来ます。

音階を半音上げる
音階を半音下げる
Shift + ↑音階を1オクターブ上げる
Shift + ↓音階を1オクターブ下げる

他にも、ノート(音階)を正確な位置へと配置するスナップ機能のON/OFFは J 、再生中のスクロールを制御するオートスクロールのON/OFFは F 、クオンタイズを実行するには Q 、なども知っておくと便利かもしれませんね。

JスナップのON/OFF
FオートスクロールのON/OFF
Qクオンタイズの実行

最後に、作業内容によって意外と変更する事の多い画面の拡大縮小ですが、ウインドウ右下にある +ボタン-ボタン で変更出来るのはもとより、 H で横軸の拡大 J で横軸の縮小 Alt + ↑ で縦軸の拡大 Alt + ↓ で縦軸の縮小 と言ったショートカットも用意されています。

Alt + ↑縦軸の拡大表示
Alt + ↓縦軸の縮小表示
H横軸の拡大表示
G横軸の縮小表示

ちなみに HG と同様、ノートディスプレイで Ctrl を押したままマウスホイールを上下 させたり、ルーラーで クリックしたままマウスを上下に移動 させても、ポインタの位置を中心とした横軸の拡大縮小が行えます。これらを場面に応じて使いわけるとさらに作業効率が上がりそうですね。※これら拡大縮小のショートカットは、キーエディタのみならず、ドラムエディタしかりプロジェクトウインドウのイベントレーンでも作用します。



【2012/05/27 02:37】 | Cubase Elements 6 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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便利なショートカットその1!(2012/05/26 01:30)
Cubase Elements 6 に限らず、多くのソフトウェアにおいて用意されているショートカット。いかに大抵の作業がマウスひとつで出来てしまうと言えど、左手でショートカットキーを使うか使わないかで大きくその作業効率は異なります。ここでは Cubase Elements 6 における数あるショートカットの中から、最も基本的なものを紹介したいと思います。

まずは主要ウインドウを表示するためのファンクションキーから。これらはすべて、メニューにある デバイス から選択する事が出来ますが、おそらく F3:ミキサーの表示/非表示 は使用頻度が高いため、憶えておいて損は無いかと思います。



F3ミキサーの表示/非表示
F4VST コネクションの表示/非表示
F8ビデオプレイヤーの表示/非表示
F11VST インストルメントの表示/非表示
F12VST パフォーマンスの表示/非表示

また、その他のファンクションキーにも、以下のようなものが割り当てられています。中でも F9:ツールボタンを左へ移動F10:ツールボタンを右へ移動 は、使い出すと案外便利なのでは?



F2トランスポートパネルの表示/非表示
F5Media Bayの表示/非表示
F9ツールボタンを左へ移動
F10ツールボタンを右へ移動

ところで F2:トランスポートパネルの表示/非表示 ですが、妙に長いうえにフローティングウインドウとして常に最上位にあるため、意外と邪魔になる事も多いのではないでしょうか?表示/非表示を切り替えるのもいいですが、ここでの操作のほとんどにもショートカットが割り当てられています。



テンキー 0停止 ※2回押すと再生位置に移動
テンキー 1左ロケーター位置に移動
テンキー 2右ロケーター位置に移動
テンキー /サイクルのON/OFF
テンキー *録音のON/OFF
テンキー Enter再生

なかでも テンキー 0 は、1回押すと停止、2回押すと再生位置に移動してくれるので、 テンキー * で録音しはじめたはいいものの、内容が気に入らない場合には テンキー 0 を2回 叩いて即座に録音をやり直す…… なんてコンボをよく使います。ちなみに再生/停止をしたいだけなら スペースキー を押すのが一番手っ取り早いかもしれませんね。

スペース再生/停止

【2012/05/26 01:30】 | Cubase Elements 6 | TRACKBACK(1) | COMMENT(0)
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VIERAでSDカードから動画を再生してみた!(2012/05/25 21:01)
音でしか知り得なかった憧れのアーティスト、最近では新曲発表のためにPV制作あたりまえ、いろんな動画サイトでも貴重な過去の映像を見る事が出来たりと、大変ありがたい時代になりました。ただ、人間の欲望と言うものに果ては無いようで、いかんせんパソコンで見てるだけでは物足りなくなってきた今日このごろ。


ツキシロの自宅テレビはPanasonicのVIERAなんですが、側面になにやらSDメモリカードの挿入口がひっそりと備わっています。マニュアルを見ると、 FAT16またはFAT32フォーマットされたSDメモリカード、SDHCメモリカード、exFATフォーマットされたSDXCメモリカードが使用出来ます とあり、どうやら動画再生に対応しているような事を書いていますが、いかんせんその詳細がどこにも見あたりません。イラストなどを見た限りでは、デジカメやビデオカメラなどで録画されたデータを再生出来るような書き方をしてるので、ようはそれと同等のデータが作成出来れば動画が再生出来るのだろうと楽観的に考えていたのですが……

調査過程はさておき、詰まるところVIERAでSDメモリカードを読むためには AVCHD規格 である必要がある事が判明。そこでパソコンでAVCHD形式にデータをまとめ上げてくれるソフトを探すと、 multiAVCHD と言うそのものズバリなソフトを発見!

これで手持ちの動画をVIERAで再生出来る!!!

と思ったのも束の間、世の中そう簡単に物事は上手く運びませんでした。そもそも動画には様々な形式があるわけで、これだけコーデックが散乱してしまった現代において万能の動画再生環境など皆無に等しく、 multiAVCHD でVIERA用のAVCHD形式にするためには、あらかじめいくつかの条件に見合った動画形式にエンコードしておく必要がありました。

ビデオコーデック:MPEG-4 AVC/H.264
フレームレート:29.97
サイズ:1280×720
アスペクト比:16:9

まず映像に関してですが、最低でも上記の条件を満たしていないと、再生はおろかVIERA用のAVCHD形式に変換する事が出来ません。特にサイズには五月蠅いようで、どうにもウチのVIERAでは 1280×720 以外のサイズは、まったくもって受け付けてくれませんでした。

サウンドコーデック:AAC/AC3
サンプルレート:48000Hz

続いて音声ですが、こちらはさほど神経質に考える事は無さそうです。と言うのも、実際に出来上がったストリームデータを調べると AC3/384Kbps/48.0KHz になっており、どうやら設定次第とは思いますが、 multiAVCHD によって自動的に変換してくれているみたいなんです。ちなみに映像のほうも色々と変換出来るようですが、いかんせん処理が遅く、なんだか無駄に時間だけが過ぎていきそうなので、ツキシロは AviUtl から x264guiEx を利用して、あらかじめ動画を作成しており、 multiAVCHD では動画変換を行わないようにしています。

--profile high --level 31 --deblock 1:1 --partitions p8x8,b8x8,i8x8,i4x4,p4x4 --me umh --subme 9 --no-psy --trellis 2 --8x8dct --no-fast-pskip --no-dct-decimate --bframes 3 --b-pyramid none --b-adapt 2 --direct auto --keyint 240 --min-keyint 24 --scenecut 75 --bitrate 1010 --qcomp 0.8 --qpmin 10 --qpmax 34 --aq-mode 2 --aq-strength 1.00

参考までに、ツキシロがVIERA再生用として頻繁に利用する x264guiEx のコマンドラインです。音声は都合上 AC3/128Kbps にしていましたが、ここであらかじめ AC3/384Kbps にしておくと multiAVCHD にて変換される時間が軽減されるかもですね。では、あらためて multiAVCHD で、VIERA用のAVCHD形式に変換してみましょう。



multiAVCHD を起動して動画をドロップするか、もしくは ビデオファイル追加 をクリックして、変換したい動画を任意に選択してください。※AVCHDフォルダには後で動画を追加する事が出来ませんので、動画が複数ある場合には、この段階ですべて登録しておいてください。また、VIERAでは上手く日本語を読み込んでくれませんので、文字化けが気になる方は、あらかじめファイル名を欧文にしておく事をお勧めします。



出力先パスを指定して 開始 ボタンを押すと、どのタイプのAVCHDを作成するか聞いて来ますので、ここでは迷わず ビエラ(NTSC) を選択して待つ事数分、上記の条件に見合っていれば問題なく AVCHDフォルダ が完成するかと思います。

あとはこの AVCHDフォルダ をSDメモリカードにコピーすればいいのですが、注意すべき点がひとつ!VIERAはSDメモリカード内部の Privateフォルダ 配下しか読みに行ってくれません。なのであらかじめSDメモリカードに Privateフォルダ を作成しておき、その配下に先程作成した AVCHDフォルダ をコピーする必要があります。

SDメモリカード→Privateフォルダ→AVCHDフォルダ

どうでしょう?上手くVIERAで動画が再生されたでしょうか?ちなみに作成したSDメモリカードは、同社のDIGAシリーズでも読み込むことが出来ますので、常にVIERAの側面に手を伸ばさずとも、DIGAのHDDにコピーしておき、時間がある時にゆっくりと大画面で視聴するなんて方法もありです。


【2012/05/25 21:01】 | たわごと | TRACKBACK(1) | COMMENT(0)
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インストルメントトラックのパートを分解してみる!(2012/05/25 00:33)
以前 Groove Agent ONE をパラアウトしてみる! にて、 インストルメントトラック の出力先を分離させる方法を紹介しましたが、その方法だと出力された音に効果を与える事は出来ても、ノートそのものの編集、例えば強さであるベロシティや長さであるデュレーションを編集する事は出来ませんでした。


通常、VSTiしかりMIDI音源には、音階に個別の音源がアサインされた キット と呼ばれるプログラムが存在している事があります。その代表たるものが ドラムキット でありますが、 Cubase Elements 6 には、こうしたキットに収められた音源を個別に編集出来るようにするため、ピッチの分離と呼ばれる便利な機能が存在しています。

インストルメントトラック Groove Agent ONE を読み込み、何かしら適当なパターンを打ち込んで下さい。そのトラックを選択した状態で、メニューから MIDI>パートを分解 を選択してみましょう。



表示されたウインドウから ピッチを分解 を選択して OK をクリックして下さい。少し時間が掛かる場合がありますが、ピッチごとにトラックが作成されたのがわかるでしょうか?



それぞれを ソロモード で再生してみるとわかるとおり、使用音階ごとにトラックが分離されていますね。これらそれぞれを個別に編集する事はもちろん、MIDIならば オーディオミックスダウン により、個別にオーディオデータへと変換する事も可能です。

ただし、 インストルメントトラック の場合はその限りでは無く、すべてが同一のステレオアウトであるがため、 オーディオミックスダウン により オーディオデータ へと変換しても、統合された オーディオデータ にしかなりません。これを回避するには、少々面倒ではありますが、変換したいトラックのみ ソロモード にして オーディオミックスダウン すると似た結果に辿り着けるかと思います。



【2012/05/25 00:33】 | Cubase Elements 6 | TRACKBACK(1) | COMMENT(0)
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メトロノームを設定してみる!(2012/05/24 01:16)
リアルタイム録音する際、リズムキープのために必須とも言えるメトロノーム機能。リズムに合わせ、ただカウントしているだけのように思えますけど、意外と細かな設定まで出来ちゃうんですよ?今回はそんなメトロノーム機能を、少し掘り下げて紹介したいと思います。



メトロノームの設定は、メニューから トランスポート>メトロノームの設定 を選択する事で行えます。まず メトロノームオプション ですが、ここはどんな場面でメトロノームクリックを鳴らすのかを設定する場所であり、録音時、再生時、またはその両方を選択する事が出来ます。



次に プリカウントオプション は、録音開始までのカウント、すなわちプリカウントを設定する場所であり、1段目でプリカウントの小節数を決めたのち、2段目でカウントベースを、3段目で拍子を設定します。基本は初期状態で問題ありませんが、楽曲が変拍子かつそれに追従してカウントさせたいならば プロジェクトの拍子を使用 にした方がいいかもしれませんね。



最後に クリックの出力 は、クリック音を MIDI か オーディオ のどちらか、またはその両方を設定をする場所です。 MIDI にした場合、MIDI ポート/チャンネルを指定したのちクリック音となるノートとそのベロシティを、 オーディオ にした場合、ビープ音/サウンドを選択したのちクリック音のピッチとレベルを変更する事が出来ます。ここでオーディオからサウンドを選択すると、 Hi(頭拍)Lo(頭拍以外) に任意のオーディオファイルをセットする事が出来ます。定番のメトロノーム音を聞くとどうしても焦ってしまうなんて方は、好きな音色に変えてみるといいかもしれませんね。



設定が出来ましたら、実際にその音を聞いて確認してみましょう。メトロノームをオンにするには、 トランスポートパネルCLICK ボタンをONにする必要があります。その際、プリカウントも鳴らす場合は、さらに右横にある ||* ボタンをONにしてください。



どうでしょう?設定通り、ちゃんとメトロノームの音は鳴ったでしょうか?鳴らない場合、もしかすると VST コネクションクリック が設定されていない可能性があります。メニューにある デバイス>VST コネクション を開いて、ちゃんと クリック と表示されているか確認してみて下さい。



【2012/05/24 01:16】 | Cubase Elements 6 | TRACKBACK(1) | COMMENT(0)
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ベロシティを調整してみる!たびたび!(2012/05/23 00:45)
ベロシティを調整してみる! および ベロシティを調整してみる!ふたたび! において、ベロシティの調整方法を紹介してきましたが、今回はちょっとしたピンポイントテクニック、ハイハットを1音置きに選択してベロシティを調整する方法を紹介してみたいと思います。かなり偏ったテクニックではありますが、応用次第では結構使える…… かな?

通常、ドラムパターンを入力する際、とりあえずベタ打ちしておき、後でじっくりとベロシティを調整する方は少なく無いと思いますが、変化させたいベロシティをちまちまと選択する作業に、なんだか心が折れそうになる事はありませんか?特にハイハットの裏拍を選択する作業なんかは、おかしくなってしまうんじゃないかと思うほどイライラが募ってしまいます。今回紹介するのは、そんなイライラを少しだけ軽減する方法です。まずは例として、ハイハットを8分でベタ打ちしてみましょう。

初期設定ですと、この段階のベロシティは 100 になっていると思いますが、少なくとも裏拍はその6~7割に抑えたいところ。通常ですとチクチクと裏拍を選択した後、メニューにある MIDI>機能>設定したベロシティに変更 あたりで数値入力するのですが、その裏拍をいちいち選択する作業が煩わしい!そんな時便利なのが ライン ツールにある 三角ツール です。

三角ツール は、その形状の通りポイントを山なりに変化させるものです。ただ、試しに使用してみればわかると思いますが、そのまま使用したところで、なんだかあまり変化が見て取れません。その理由は、 三角ツールクオンタイズプリセット を基準に形成されるためであり、つまりは 1/8 で入力したハイハットに 1/8 のクオンタイズプリセットで描いても意味が無いという事なのです。裏拍を変化させたいのですから、 クオンタイズプリセット を半分の 1/4 にセットしましょう。



では、すべてのハイハットを選択した状態で、始点となる左端を100に合わせ、クリックしたまま終点となる右端まで移動、その後、変化させたいベロシティ値に合わせたら、そっと指を離してみて下さい。※ここではわかりやすくベロシティ値を 50 にしてみました。



どうですか?裏拍のベロシティ値が 50 になりましたか?段差が出来ればこっちのもの、後はメニューにある MIDI>機能>設定したベロシティ で、 加算/減算圧縮/伸張 を使いその割合を簡単に微調整出来ますね。



ついでに、裏拍とは逆の拍、つまり表のみを変化させたい場合も紹介しておきます。表拍のみを変化させたい場合は、 三角ツール では無く、 短形ツール を利用します。先程と同様に、すべてのハイハットを選択した状態で、始点となる左端を100に合わせ、クリックしたまま終点となる右端まで移動、その後、変化させたいベロシティ値に合わせたら、そっと指を離してみて下さい。もちろん、ここでも クオンタイズプリセット1/4 の状態です。



どうですか?今度は表拍のベロシティ値が 50 になりましたか?なんだか小賢しいテクニックですが、使い方次第では結構重宝するかと思います。実際問題、 Cubase Elements 6 の機能として、 奇数/偶数拍の選択同一ベロシティの選択 なんてのがあればこんな面倒な事しなくて済むんですけどね…… 知らないだけであるのかな?(汗)



【2012/05/23 00:45】 | Cubase Elements 6 | TRACKBACK(1) | COMMENT(0)
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