セロトニンについて再度おさらい
- 2019/09/05
- 21:15
鬱病や強迫性障害を患っている人の多くは脳内伝達物質であるセロトニンが不足している――なんてのはよもやこのブログでもしつこいくらい書いて来ましたが、そもそもセロトニンが不足しているってどういう状況が当てはまるのでしょうか。不安になりやすいなんてのは言わずもがな、もっと具体的にどういった状況が当てはまるのかを少し調べてみました。個人的なおさらいのようなものです。
これらの症状が1週間以上続いている場合はセロトニン不足が疑われるようです。見る限りまるで情緒不安低そのものですね。女性の生理や更年期障害もまたセロトニン不足が影響を及ぼしていると聞くとなんだか言い得て妙な感じがしなくもありません。逆にセロトニンが充分なまでに分泌されると、当然ではありますが、・目覚めが悪い
・体がだるい
・肩こりが酷い
・気分が落ち込みやすい
・攻撃的思考になりやすい
・集中力散漫になりやすい
・自己否定をしやすい
・パニックに陥りやすい
などなど、まさに症状とは真逆の感情を向上させてくれる事がわかります。ただこのセロトニン、それそのものは食事から摂取することが出来ず、効率よく脳内で生成させるためには下記の栄養素が必要となります。・不安やイライラを抑制する
・感情に歯止めをかける
・気持ちを安定させる
・攻撃性を落ち着かせる
トリプトファンは炭水化物と合成される事でセロトニンを生成、ビタミンB6はその合成をさらに促進させます。他にも日の光を浴びたり、リズム運動をしたり、食事のたびにしっかりと咀嚼したりと、セロトニンを効果的に分泌させる方法はいくつかありますが、残念ながら実際にセロトニンを活性化させるにはおよそ3か月程度の継続が必要だとかなんとか。つまりは食生活を変えたから、運動習慣を変えたからといって、すぐに結果が出るようなものじゃないのです。慌てずゆっくりと、まずは気長に生活習慣を変える事からはじめるしかないようですね。・トリプトファン(バナナ・卵・大豆・白米・麺類)
・炭水化物(白米・麺類・パン)
・ビタミンB6(カツオ・マグロ・サンマ・レバー)

