FC2ブログ

記事一覧

殺意が芽生える前にそこから逃げ出すのも立派な手段です

昨日、兵庫県で親族をボウガンで撃ち死亡させるなんて事件がありましたね。殺人事件というものはいつ見ても気分のいいものではありませんが、それ以上に凶器がボウガンというところについ目が行ってしまいます。ボウガンと聞いて私がすぐに思い浮かんだのはゲームの中の武器くらいであり、せいぜい競技として存在している事以外にそれがなんなのかあまりよくは知りませんでした。調べてみるとボウガンとは企業名であり商品名でもあり、その正式名称はクロスボウなんですね。確かに考えてみるとゲームの中でのそれはクロスボウだった気がします。

ですが、そもそもクロスボウって個人で所有していいものなのでしょうか?そう思いそれも調べたところ、購入や所持に許可や免許は必要ないとか。いわゆるスポーツ用品に相当するようです。一瞬、そんな危険なものが誰でも所持出来るんだ?なんて思いましたが、これもまた考えてみればナイフや包丁と同じなんでしょうね。それらは決して凶器として存在しているわけでなく、歴とした使用目的があるわけですから、それを逸脱した方法で使用する側が悪いわけであり道具に罪はないというヤツです。ただ、刃物などは銃砲刀剣類所持等取締法などで所持における細かな取り決めがなされていますから、クロスボウもまた何かしら似た規制がありそうな気もしますが――自治体によっては規制している地域があるものの現状では法律として取り締まる術は存在していないようです。しかしながらこうした事件が起きると当然重い腰はあがるわけで、少なからず過去の事例もあることから何らかの法規制は行われるのでしょうね。

それにしても刃物も去ることながらクロスボウで人を撃つというのは、正当防衛でもない限り相当な殺意があったのではと想像します。そもそも撃たれた4人はいずれも首や頭に矢が刺さった状態とあり、そのすべてが親族というのですから、そこには想像もつかないほどの怨恨があったのでしょう。確かに親子であったり親族というものは、時に配慮に欠ける発言や行動をしたりされたりするものです。もしかすると今回の加害者も過去に被害者との同情すべきトラブルがあったのかもしれませんね。けれど、まあ、やはり殺人はよろしくないです。決して加害者が悪と決めつけるつもりはありませんが、それでも最終的に他人の命を奪ってしまうと被害者も加害者になってしまうのが世の摂理。軽はずみなことは言えませんが、殺意が芽生えるくらいならそこから逃げ出すのもまたひとつの立派な手段であり、ひいては自分のためだと思います。

amazon