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あだ名はまだしもさんづけはどうなんでしょう

先日放送されたグッとラック!で、最近の小学校ではクラスメートをあだ名で呼ぶのを禁止しているなんて特集がありちょっとした話題になっていますね。もちろん、すべての小学校がそうというわけではなく、あくまで学校側による個別ルールであり、その本質はいじめを助長させないための配慮としたものですが――なかなかに賛否両論を巻き起こしているようです。

確かにあだ名というものは愛称なんて言えば聞こえが良いですが、どう聞いても蔑称なあだ名もまた無きにしも非ず。そしてその多くは他人から身勝手に付けられるものであるため、いじめを助長するどころかまさにその行為自体がいじめと感じている人も少なくないかもしれません。また、いじめほどまでは感じずとも、実は嫌だけど否定出来ないなんて人もいるんじゃないでしょうか。――ですが、かといってあだ名を避けると同時にさん付けを強要するというのは果たしていかがなものかとも思うのです。

そりゃ、あだ名禁止となれば当然名前を呼ぶ必要があり、結果としてその敬称をさんに統一する流れはなんとなくわからなくもありません。ですが、普段は馴れ合いで会話しておきながら名前だけさんづけするだなんて思い浮かべるだけでもなんだかなですし、場合によっては怒った時にわざと敬語を使うような、ある種ちょっとしたワードハラスメントにさえ感じてしまいかねないような気さえします。とは言え先に述べたように、あだ名を付けられるという行為が必ずしもいいものとも限らず、結局のところどっちが良い悪いかなんてのは判断のしようがないからこそ賛否が巻き起こっているのでしょうね。

大人になれば極力言葉遣いを正そうと知らぬ間に心掛けます。それは不要な争いを避けるためでもあり、不要な不快感を与えないためでもあるのですが、まだ10歳にも満たない子供にそれを強いるのは果たして教育と言えるのでしょうかね。せめて自我が芽生える中学生くらいからで充分な気がする私は考えが甘いのでしょうか。

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