完璧を目指すのは完了してからのこと
- 2021/01/26
- 00:14
Facebookを立ち上げたプログラマ、マーク・サッカーバーグの言葉に「Done is better than perfect.(完璧を目指すよりまず終わらせろ)」というものがあります。なまじ完璧主義が故にあらゆる場面で躓きがちな私にとってはまさに目から鱗のような言葉ですが――なかなかどうして、わかっていてもなかなかそれが出来ないんですよね。
もともとこの言葉は、仕事だけに限らずすべての行動において心掛けると生産性があがる、または結果的に良い結果となるいうものです。確かに言われてみれば完璧を求めるがあまりなかなか終わらない、どころかむしろ始めることが出来ないなんてことが多々あります。例えば時間が足りないとか、例えば道具が不十分だとか、なにかに理由をつけては重い腰があがらないことがよくあります。結果、いわゆる先送りとなり完了なんて夢のまた夢、なにひとつ終えられていない自分に嫌気がさすのもまた日常茶飯事だったり。さらにはブラッシュアップなんて言葉を使って、あたかもよりよい結果に向けて試行錯誤しているふうを装いますが、よくよく考えれば終わってもいないものを磨き上げるなんておかしな話ですよね。完璧主義なんて体の良い言葉で結局色んなことから逃げ回っている自分を思い知らされます。
少し話がそれますが、この言葉を知った時、やる気なんてものは存在しないという言葉を思い出しました。これは脳科学的にも言われていることで、やる気という言葉はやる気のない人間によって創作された虚構だとさえ言われています。何事もまずは取りかかることで脳内にドーパミンやらなにやらが分泌され、ある種の興奮状態にも似た状況になり物事を持続出来るとかなんとか。つまりやる気が出たから行動するのではなく、行動するからやる気が出るというものです。
完璧だったり完全だったりはあくまで理想でしかありません。もちろんそれに越した事はないでしょうが、そこに囚われ完了出来ないなんてのは愚の骨頂、待ち受けるのは結果を出せなかった自分に嫌悪するだけです。もしかするとそんな自分になるのを避けたくて、行動すら億劫になってることも少なくないかもしれません。そう考えるととりあえず完了を目標として、完了してから完璧を目指すのが筋なんでしょうね。
もともとこの言葉は、仕事だけに限らずすべての行動において心掛けると生産性があがる、または結果的に良い結果となるいうものです。確かに言われてみれば完璧を求めるがあまりなかなか終わらない、どころかむしろ始めることが出来ないなんてことが多々あります。例えば時間が足りないとか、例えば道具が不十分だとか、なにかに理由をつけては重い腰があがらないことがよくあります。結果、いわゆる先送りとなり完了なんて夢のまた夢、なにひとつ終えられていない自分に嫌気がさすのもまた日常茶飯事だったり。さらにはブラッシュアップなんて言葉を使って、あたかもよりよい結果に向けて試行錯誤しているふうを装いますが、よくよく考えれば終わってもいないものを磨き上げるなんておかしな話ですよね。完璧主義なんて体の良い言葉で結局色んなことから逃げ回っている自分を思い知らされます。
少し話がそれますが、この言葉を知った時、やる気なんてものは存在しないという言葉を思い出しました。これは脳科学的にも言われていることで、やる気という言葉はやる気のない人間によって創作された虚構だとさえ言われています。何事もまずは取りかかることで脳内にドーパミンやらなにやらが分泌され、ある種の興奮状態にも似た状況になり物事を持続出来るとかなんとか。つまりやる気が出たから行動するのではなく、行動するからやる気が出るというものです。
完璧だったり完全だったりはあくまで理想でしかありません。もちろんそれに越した事はないでしょうが、そこに囚われ完了出来ないなんてのは愚の骨頂、待ち受けるのは結果を出せなかった自分に嫌悪するだけです。もしかするとそんな自分になるのを避けたくて、行動すら億劫になってることも少なくないかもしれません。そう考えるととりあえず完了を目標として、完了してから完璧を目指すのが筋なんでしょうね。

