笑いとストレスについて考えてみる
- 2019/06/02
- 21:17
笑う門には福来たるなんて諺がありますが、実際笑うことにより人間の体には沢山の福が舞い込んでくるようです。福といっても多幸感とか爽快感なんて感覚的な話じゃありません。血圧を下げたり血糖値を下げたり、しまいには免疫力を高めるNK細胞が活性化するなど、明らかに人体に有意義なメリットが沢山あり、医学的にもそれはちゃんと証明されているのです。
多幸感とか爽快感なんて感覚的な話じゃないといいつつも、何はともあれ笑うとなんだか幸せな気分になるのは事実です。これは笑うことにより脳内ホルモンであるエンドルフィンが分泌される結果であり、同時にストレス抑制の効果を発揮してくれるからに他なりません。このエンドルフィンは好きなことや楽しいことをした時などにも分泌され、脳内麻薬物質とも呼ばれるほどに幸せな気持ちをもたらしてくれるものであり、やる気成分であるドーパミンやリラックス成分でもあるセロトニンと並ぶ三大幸せ物質なんて呼ばれるくらいとても大切な脳内物質なのです。そんな大切なものが笑うことにより容易に手に入るのですから、それだけでも笑うという行為には大きな価値があると思うのです。
笑うと興奮して血圧が上がりそうな気もしますがむしろ逆です。笑うことにより副交感神経が刺激されリラックス状態となり、結果として血圧を下げる効果に繋がるそうです。個人的にはそれほど血圧は高くないのでピンと来ませんが、副交感神経を優位にさせると聞くと耳を傾けないわけにはいきません。だって鬱病しかり強迫性障害にとって副交感神経を優位にするのは必須ですものね。様々な方法でセロトニン不足を補おうとしているくらいですから、先のエンドルフィンしかり、笑うことくらいで副交感神経を優位に出来るのならそりゃ笑うに越したことはないでしょう。
そもそもNK細胞とはナチュラルキラー細胞と呼ばれるもので、ウイルスなど体に悪影響を及ぼす物質をやっつけてくれるリンパ球の一種です。この細胞が活発であればあるほどいわゆる免疫力が高まり、がんや感染症にかかりにくくなるといわれています。つまり笑うとこのNK細胞が活発化されるため多いに笑いましょう!という話なのですが、逆に悲しみやストレスを感じるとその働きは鈍くなり、結果免疫力も低下するということを忘れてはいけません。先の副交感神経を優位にすることしかりエンドルフィンを分泌されることしかり、笑うことにより心身をとても良い状態に持って行けるのは間違いありませんが、笑わなければそれが手に入らないどころかむしろマイナスに働く可能性が高いのです。
思えば不安に苛まれている時は往々にして笑えません。笑えないとエンドルフィンも分泌されませんから当然幸福感も満たされませんし、悩めば悩むほど常に交感神経が刺激され血圧は上がり動悸も激しくなります。そしてNK細胞の働きが低下するからかなんとなくしんどいなんて体の不調を感じたりして――まさにいい事なしです。だからといってその状況で笑うことはさすがに無理がありますが、ようはそういう気分にならないよう普段から笑うべきだということなんでしょうね。
確かに不安に慣れ悲観的な考えばかりしていると笑顔は減ります。笑う余裕がないといえばそれまでですが、だからといってしかめっ面ばかりしていても不安が解消されるわけではないのです。調べてみるとどうやら作り笑いでもNK細胞は活性化するらしいですよ?好きなことに没頭すればエンドルフィンも分泌されます。ただしかめっ面で物事を嫌々行っていても何ひとつ得るものはないのも確かです。なので嘘でも笑いましょう!そうすればどんなに自分は不幸だと思っていても体内物質は平等に幸せを運んできてくれます。
エンドルフィンの分泌
多幸感とか爽快感なんて感覚的な話じゃないといいつつも、何はともあれ笑うとなんだか幸せな気分になるのは事実です。これは笑うことにより脳内ホルモンであるエンドルフィンが分泌される結果であり、同時にストレス抑制の効果を発揮してくれるからに他なりません。このエンドルフィンは好きなことや楽しいことをした時などにも分泌され、脳内麻薬物質とも呼ばれるほどに幸せな気持ちをもたらしてくれるものであり、やる気成分であるドーパミンやリラックス成分でもあるセロトニンと並ぶ三大幸せ物質なんて呼ばれるくらいとても大切な脳内物質なのです。そんな大切なものが笑うことにより容易に手に入るのですから、それだけでも笑うという行為には大きな価値があると思うのです。
血圧を下げる
笑うと興奮して血圧が上がりそうな気もしますがむしろ逆です。笑うことにより副交感神経が刺激されリラックス状態となり、結果として血圧を下げる効果に繋がるそうです。個人的にはそれほど血圧は高くないのでピンと来ませんが、副交感神経を優位にさせると聞くと耳を傾けないわけにはいきません。だって鬱病しかり強迫性障害にとって副交感神経を優位にするのは必須ですものね。様々な方法でセロトニン不足を補おうとしているくらいですから、先のエンドルフィンしかり、笑うことくらいで副交感神経を優位に出来るのならそりゃ笑うに越したことはないでしょう。
NK細胞を活性化させる
そもそもNK細胞とはナチュラルキラー細胞と呼ばれるもので、ウイルスなど体に悪影響を及ぼす物質をやっつけてくれるリンパ球の一種です。この細胞が活発であればあるほどいわゆる免疫力が高まり、がんや感染症にかかりにくくなるといわれています。つまり笑うとこのNK細胞が活発化されるため多いに笑いましょう!という話なのですが、逆に悲しみやストレスを感じるとその働きは鈍くなり、結果免疫力も低下するということを忘れてはいけません。先の副交感神経を優位にすることしかりエンドルフィンを分泌されることしかり、笑うことにより心身をとても良い状態に持って行けるのは間違いありませんが、笑わなければそれが手に入らないどころかむしろマイナスに働く可能性が高いのです。
思えば不安に苛まれている時は往々にして笑えません。笑えないとエンドルフィンも分泌されませんから当然幸福感も満たされませんし、悩めば悩むほど常に交感神経が刺激され血圧は上がり動悸も激しくなります。そしてNK細胞の働きが低下するからかなんとなくしんどいなんて体の不調を感じたりして――まさにいい事なしです。だからといってその状況で笑うことはさすがに無理がありますが、ようはそういう気分にならないよう普段から笑うべきだということなんでしょうね。
確かに不安に慣れ悲観的な考えばかりしていると笑顔は減ります。笑う余裕がないといえばそれまでですが、だからといってしかめっ面ばかりしていても不安が解消されるわけではないのです。調べてみるとどうやら作り笑いでもNK細胞は活性化するらしいですよ?好きなことに没頭すればエンドルフィンも分泌されます。ただしかめっ面で物事を嫌々行っていても何ひとつ得るものはないのも確かです。なので嘘でも笑いましょう!そうすればどんなに自分は不幸だと思っていても体内物質は平等に幸せを運んできてくれます。

