神経伝達物質とはなにか考えてみる
- 2019/06/14
- 21:56
神経伝達物質としていくつか記事を書いていますが、そもそもその神経伝達物質ってなんだと思いませんか?人間の身体には無数の神経が通っているのはわかります。神経伝達物質というくらいですからそれらを伝達するための物質というのもなんとなく理解出来ます。きっとそれだけ解っていれば充分なんでしょうけど――性格的になんとなく気になるからちょっと調べてみました。
そもそも神経伝達物質とはなにかと調べると、あちこちで口を揃えて「シナプスで情報伝達を介在する物質」なんて書かれていますがいきなり意味不明ですよね。介在なんて言われるとなおさらぼんやりするだけだし、そもそもそれはどこにあるのか、シナプスとは何なのかなどいまいち理解に苦しむばかり。どうやらこれらを理解するためには何はさておきニューロンというものを知る必要があるようです。
ニューロンとは脳を構成する神経細胞です。人間の脳内にはニューロンが100億から1000億程度あるといわれており、それらが個々に情報伝達することで記憶や学習が行われています。しかしながらニューロンはあくまで独立した神経細胞であるためそれぞれは接続されておらず、個々が情報を伝達するためには当然なんらかの手段が必要となります。その手段というのが神経伝達物質であり、神経伝達物質が発せられるまたは受け取る部位こそがシナプスというわけです。どうでしょう?文字だけだとまだいまいち理解に欠けるかもしれませんが、それをふまえてニューロンとシナプスの関係を絵見てみるとなんとなく伝わるのではないでしょうか。つまりこれらをまとめると――。
という事でしょうかね?随分と大雑把ではありますが概ねこんな感じだと思います。実際には神経伝達物質を送る側をシナプス前部、受け取る側をシナプス後部などと呼び、シナプス後部の受容体のなかでもセロトニンを受容するセロトニントランスポーターが日本人は不足している、なんて話をしたかったのですが疲れたので今日はここまで……。
そもそも神経伝達物質とはなにかと調べると、あちこちで口を揃えて「シナプスで情報伝達を介在する物質」なんて書かれていますがいきなり意味不明ですよね。介在なんて言われるとなおさらぼんやりするだけだし、そもそもそれはどこにあるのか、シナプスとは何なのかなどいまいち理解に苦しむばかり。どうやらこれらを理解するためには何はさておきニューロンというものを知る必要があるようです。
ニューロンとは脳を構成する神経細胞です。人間の脳内にはニューロンが100億から1000億程度あるといわれており、それらが個々に情報伝達することで記憶や学習が行われています。しかしながらニューロンはあくまで独立した神経細胞であるためそれぞれは接続されておらず、個々が情報を伝達するためには当然なんらかの手段が必要となります。その手段というのが神経伝達物質であり、神経伝達物質が発せられるまたは受け取る部位こそがシナプスというわけです。どうでしょう?文字だけだとまだいまいち理解に欠けるかもしれませんが、それをふまえてニューロンとシナプスの関係を絵見てみるとなんとなく伝わるのではないでしょうか。つまりこれらをまとめると――。
・脳内には網目状に張り巡らされたニューロンと呼ばれる神経細胞が無数にある
・そのニューロンが情報伝達することにより記憶や学習が行われている
・けれどニューロンは物理的には接続されていない
・そのためニューロンはシナプスと呼ばれる部位により情報伝達がなされている
・そしてそのシナプスから発せられたり受け取ったりしている物質こそが神経伝達物質である

